VRChatパブリックログ

VRChatでの体験を紹介します

パブリックインスタンスを耕そう

パブリックってすぐ満員になって激重になるよね

f:id:mekokka:20180815163517p:plain不定期突発系パブリックイベント、挨拶キャンペーン

最近、Blenderでの作業が主でVRChatにインしながらも棒立ちでいることが多いのですが、1619Hzやファンタジー集会場のインスタンスの人口推移はとても極端だと感じます。

5人未満程度のインスタンスはずーーーーっと人が増えずに寂しい思いをしがちなのに対して、一定の閾値を超えた瞬間にフレンドジョインなどによって一気に定員超過*1状態になります。その後はインスタンスのメンバー全員で高負荷を耐えながら快適とは言いがたい環境で長時間過ごす事になりがちです。

一方で、満員のインスタンス以外には一向に人が集まらず、ワールドのインスタンス合計人口は横ばいになっていることがよくあります。

考えてみてください。パブリックのワールドは誰でも新規にインスタンスを立ち上げることができます。あなたが既に何人かのフレンドと雑談している状態で、インスタンスが満員超過で負荷が高くなったとしたら、フレンドを連れて新しいインスタンスを建てた方がよくはないですか?

チャット環境は快適になりますし、他のユーザーにとっても、インスタンスの選択肢が増えたり、定員に達していない自由にログインできるインスタンスができることはプラスです。

満員超過状態というのは、実質Friend+と同じです。特に新規ユーザーへのアプローチを意識してパブリックに滞在しているユーザーはここを問題視すべきです。インスタンスの定員に達した後はインスタンスがリストから消去されるので、参加方法はフレンドリストからのジョインのみとなります。満員のインスタンスしかない状態は初心者にとってとても厳しい環境です。初心者から見るとワールドリストには参加者0人のインスタンスしか表示されていません。どこに行っていいか分からず、途方に暮れてしまうでしょう。

だからインスタンスを耕そう

そこで私が最近意識しているのは、インスタンスの人口が定員に達したら、率先して新しいパブリックインスタンスを建てて移動することです。

先述の通り最近はBlenderで作業していることが多く、誰も居ない環境で棒立ちで待つことがあまり苦では無いのもありますが、人が少ない環境で出会った人とはわりと密な会話ができる傾向があり、これもまた刺激的です。

そうやって話しているうちにすぐインスタンスが定員に達するようになるので、またインスタンスを新規に立ち上げます。これを繰り返しているとだんだんワールド全体の人口が増えてゆき、インスタンスのリストにも適度に空きのあるインスタンスが並ぶようになります。

こうしてログイン時25人だったワールド人口を80人程度まで増やせた時は、なかなかの達成感を感じました。

私とは別のユーザーですが、挨拶キャンペーンと称してファンタジー集会場にジョインしてくるユーザーを待ち構え、入ってきた瞬間に「こんにちはー」と挨拶をするという、RPGNPCのなりきりプレイ?のような活動をしている人も居ます。

この間はその活動がインスタンス全体に波及し、インスタンスに居る全員で新規参加者を待ち構え、ユーザーが入ってきた瞬間に囲い込み挨拶を浴びせかけるという状況になりました。なかなかデタラメでしたが、一体感が感じられて楽しい体験でした。

f:id:mekokka:20180815170652p:plain「こんにちは~」「ようこそファンタジー集会所へ」「おめでとう!」「おめでとう!パチパチ・・・」新規参加者に思い思いの言葉を浴びせかける人々。ほぼ全員がびっくりして硬直していたけれど、すぐに輪に加わり次の参加者を待ち構えるように。

挨拶キャンペーンを実施していた人によると、最近ツイッターで「1619Hzとかファンタジー集会所って日本人は多いけど行ったところで仲間内で固まってよそ者を寄せ付けない雰囲気があるから初心者にはおすすめできない」というような発言を見かけて、ならば自分が率先して挨拶をして回ろう!とこのような活動を思いついたそうです。

皆それぞれ考えているんですね。このような考えが広まれば、パブリックもより過ごしやすい空間になっていくと思います。

*1:フレンドジョインによって参加するとインスタンスの定員を2倍まで超過して参加出来る