VRChatパブリックログ

VRChatでの体験を紹介します

VRChat著作権に関する違反報告のやり方

VRChat上で著作権侵害が発生した場合の対処方法

この記事は、VRChatユーザー、または一般の3Dモデルやイラスト、音楽等、VRChat上で流用されうる作品の著作者の方々に向けた記事です。

VRChatユーザーでなくても理解しやすいよう気を付けて記述するつもりですが、もし分かりにくいところがありましたら、コメントなどで質問して下さい。

この記事は、私自身がVRChat運営に著作権侵害の報告をした経験を元に作成しています。たった一回の経験が根拠ですので、対応した担当者の違いによってこの記事の記述と異なることが起こる可能性はあります。あくまでも参考という形にとどめておいて下さい。

私が経験した件については以下の記事で紹介しています。

VRChat運営への報告方法

まず、あなたの立場によって必要な手順が増える場合があることに注意してください。

・あなたが著作権侵害を受けている著作者本人である場合

特に追加の手続きは必要ありません。

・あなたがそれ以外の第三者である場合

基本的にあなたには著作権侵害を訴える権限がありません。著作者本人から直接代理人に指定されている必要があることに注意して下さい。代理人の指定に書類等は必要ありませんが、独断で行うために自身を代理人と偽って行動した場合、偽証罪に当たります。

 

著作権侵害に関するVRChat運営への申し立ての受け付けメールアドレスは以下です。

copyright@vrchat.com

運営へのメールは日本語でも問題ありません

ただし、メールの書式が定められているので、以下の書式通りにメールを作成して下さい。

1. A physical or electronic signature of a person who is authorized to act on behalf of the applicable copyright owner.

(メール送信者本人の本名)


2. Identification of the copyrighted work(s) that you believe is/are infringed by content on VRChat.

著作権侵害にあたるVRChat上のコンテンツを提示する項目。スクリーンショットを示すのが適当。指定したコンテンツがどのように著作権侵害にあたるかなどを補足説明すれば十分。日本語でもかまわない。)


3. Information that will allow us to contact you (such as an address, phone number, and an email address).

(連絡先として、メール送信者本人の住所、電話番号、Eメールアドレス)


4. The following statement: “[I] have a good faith belief that use of the material in the manner complained of is not authorized by the copyright owner, its agent, or the law.”

上記の声明に同意したことを示すため、””で囲まれた文章をコピーして入力する。

5. A statement that the information in your notice is accurate, and under penalty of perjury, that you are “authorized to act on behalf of the owner of an exclusive right.”

(このメールの内容が正確なことを宣誓し、著作者ならば自分が著作者本人であること、代理人ならば著作者から直接代理人に指定されていることを宣誓する項目。日本語でもかまわない。)

The above requirements can be found in Section 512(c) of the United States Copyright Act.

 VRChatユーザーでない著作者が報告する場合の問題点と解決策

VRChat上のコンテンツを確認するためには、VRChatのクライアントとアカウントが必要です。クライアントはPCの要求スペックも高いため、著作権侵害を示すための材料を集めるのが困難な場合が多いと思います。

考えられる対応策はいくつかあります。

 

1.直接VRChat運営に相談する

VRChat運営は日本語でもコミュニケーションが可能です。(あちらからの返信は英語ですが、こちらの日本語は通じています)著作権侵害の事実までしか知らず、必要な材料が揃えられないことを相談すれば、何らかの方法を提示してくれるかも知れません。

私の経験上、VRChat運営のサポートは迅速で丁寧です。時間帯にかかわらず数時間でメールの返信や対応をしてくれます。

メールでの相談は総合窓口の

feedback@vrchat.net

に送信すると良いと思います。適切な窓口へ案内してくれるはずです。

 

2.VRChatユーザーに協力を依頼する

VRChatユーザーの知人や、協力を申し出てくれている人がいればその人に調査と材料集めを依頼することをおすすめします。著作権侵害の状況に対して、どのユーザーを訴えるべきかなど密に打ち合わせることができる上、運営が対応した後、実際にどのように効果を発揮したかなど、事後についても詳細に知ることができます。

 報告メールに記載する個人情報についての注意

先ほど示した書式に含まれる本名や住所等といった個人情報は、アメリカの法律に基づいて一般に掲示される規定となっています。(それに基づいて、訴えられた側は異議申し立てを行う仕組み)ここで言う法律は具体的にはデジタルミレニアム著作権法のことで、この手続きはノーティス・アンド・テイクダウンと呼ばれるものの一環です。

個人情報が公に掲示されるリスクがあることを理解して下さい。