Cubed's Unity Shadersの障害について【VRChat技術情報】
意図しない視界ハックが発生するバグ
Cubed's Unity Shaders v0.24のFlat Lit Toon Lite Double sidedシェーダーにおいて、その影響範囲にいる全ユーザーに対して視界の中央にカゲのようなものが映り込む現象が発生しています。
Flat Lit Toon Lite Double sidedを利用しているアバターの影響で画面にカゲが映り込んでいる状態。ここに居合わせているユーザー全員に同じ症状が発生している。
発生するワールドは多くありませんが、ワールドの設定によっては自身はもちろん周囲のユーザーにも悪影響を与えてしまうので注意が必要です。
Unityの画面だとここで選べるシェーダー。本来は裏面もテクスチャで描画する設定のシェーダーだが、意図しない描画が発生する可能性がある。
対処方法
一週間前にリリースされたCubed's Unity Shaders v0.25では、この問題に対処した関係か、Flat Lit Toon Lite Double sidedが削除されています。配布サイトで最新版をダウンロードし、古いものと置き換えましょう。
Flat Lit Toon Lite Double sidedと同様に裏面の描画をしたい場合は、Flat Lit ToonでOutline ModeでNone以外を選択、Widthを0にすることで対応できます。
本来アウトラインを表示するモードだが、副次的に裏面の描画もされるようになる。Widthを0にすればアウトラインが表示されなくなる。